前回の続きやー。AIにきっちり色を伝えるにはどうしたらええねん?
その方法を説明する前に、まずこの実験結果を見てくれ。色名やカラーコードが、実際どこまでAIに通じるのかを試してみた。

を?似たようなウチが並んどるなー。これはどういう切り口なん?
厳密な色再現、という方向から、今回は色名指定はどうなるかを実験してみた。
左からターコイズ、アクアマリン、シアン、ティールで出力した。
どの色も完全な色再現は出来てないが、色の特徴は表現出来ていると思う。
ホンマやね!シアンのウチ、眩しいわ!
そうだな。発光こそしてないけど、発光しそうな勢いはあるよな。
じゃあ次はこのテスト。

アハハッ!なんか戦隊モノみたいになっとる!
楽しそうだな💦普通こうゆうの「ウチで遊ぶなー!」とか言いそうだけど・・・。まあいいか。
このテストはカラーコードをメインでやってみた。
色名やのーて、コードで指定したん?ちゃんと描き分けとるやん!
そうだな。前のテストと同じで完全一致はしてないけど、雰囲気は表現できてると思う。ここで特筆するところは、右側3色の結果だ。
?赤緑青と、なんの違いがあるん?
赤、緑、青みたいな基本色は、AIが色名として知っていても不思議じゃないんだが、右側3色については適当なカラーコードで指定しただけなんだ。結果はみてのとおり、ちゃんと描き分けている。
ほー、なるほどなー。知らん色も再現、ちゃうかった、表現できるんやね。
まあ、GPTに関しては概ね。
じゃあ次は本命のテスト。どこまで細かく指定色を描き分けられるかだ。

ふぉぉぉ!ええ感じの紫が並んどるやん!
お気に召したようでなにより。
1つ目の実験より、より近い色を並べてみた。
こちらも指定色そのものじゃないけど、色の雰囲気を再現してるのが見て分かると思う。
GPTやるなぁ!
実はこの結果が一番驚いた。ここまで近い紫を描き分けられるとは思ってなかった。
前回の記事で「AIは基本的に「#ffffff」「RGB(255,255,255)」みたいな色コードでは考えてない。」と言ったけど、GPTはどうもコードを認識できている節があるんだよな。
GPTは、っちゅうことは、ローカルではちゃうっちゅーこと?
それを実験した結果がこれ。

青色ほぼ一緒やん(笑)
ComfyUI環境でモデルNetaYume4.0を使った結果、色名ごとの特徴はある程度区別できているのが分かると思う。カラーコードについては認識できてないようで、髪の毛の色として無難な色に置き換えられた。
ちゅうことは、ローカルではカラーコード使えんっちゅうことかいな?
結論出す前に、さらに一枚見てほしい。

これは?
ローカルでモデルnovaAnimeXL_ilV170を使った結果だ。
このモデルではターコイズとティールだけ認識できた。
アクアマリンとシアンは認識できず、カラーコードも含めて、髪色変更処理自体がスキップされたように見える。
つまり・・・やっぱローカルでカラーコード使えんちゅうことやんか。
いや、そうじゃない。ローカルでは使用モデルによって、カラーコードは使えない、が正しい。
テストした2つのモデルではカラーコードは認識されなかった。これは恐らく学習データにカラーコードが入っていない、もしくはほぼ入っていないからだと推測される。
もしかしたらカラーコード学習してるモデルがあるかもしれん、っちゅーことやね?
そうだな。テスト範囲では見つけられてないが、そういうモデルがあってもおかしくはない。
ちなみにGPTも、実は画像出力モデル自体はコードを認識していない可能性があるんだ。
というと?
GPTの場合、画像出力モデルにデータが渡る前に、別系統のモデルを経由してる可能性があって、そこでコードと色の変換処理が行われているかもしれないって話。
ほん。なる、ほど?
・・・分かってなさそうだな💦まあ内部の処理の話はともかく、GPTではカラーコードまで使える、ローカルではテストしてみないと分からない、ということだな。
つまり、ウチのこの「くすんだ紫」髪もカラーコードで固定できるかもしれんっちゅーことやな!
GPTならな。
ローカルは?
祈れ。